カール


▶name:カール・レヒナー

▶type:男

▶一人称:僕

▶二人称:貴方、君


とても心優しい熱心な研究員

シェリーと婚約していた

フイにゾンビにされ最終的には精神を壊され続け後天的にサイコパスになる

 

⚠︎フイに対して

  • 憎悪。シェリーを目の前で殺され、ゾンビにされ、ゾンビとして無数の痛みと絶望に苦しんだ
  • 自分よりもずっと若いただの女の子
  • 守ってあげなくてはいけないと思うのは自分の心からなのか、支配によるものなのか…
  • 恐怖、トラウマの対象。
  • 殺したい

⚠︎シェリーに対して

  • サイコパスになる前
    愛してる、目の前で失って辛い、会いたい、守ってあげられなかった
  • サイコパスになった後
    愛していたのは間違いないが今はもう何とも思わなくなってしまった、会っても君を傷付けるだけだろう、君に僕は救えない、僕に殺されれば君はきっと絶望するだろう、お腹の胎児が自分にとって必要か不必要かでしか考えられない、彼女を幸せにする事は自分には不可能

⚠︎アイラに対して

  • 厄介な者を村の皆に押しつけられてしまった
  • 自分が殺人鬼である事を知られてはいけない
  • 懐柔し信用を得ておこう
  • 全てを知られてしまったら殺しても後がつく為うまく洗脳出来るまで地下に閉じ込めよう。必要とあらば薬の使用や多少の暴力も厭わない
  • 自分が得る可能性のあったもの(生前のシェリーは子を身籠もっていたため)

⚠︎イズマに対して

  • 不死(フイ)から解放される為の手がかり
  • イズマが自分に対して友情を本当に抱いているのならそれも利用する
  •  フイに恋愛感情を抱いている事が理解出来ない。(イズマの)性格が悪いなと思う

 

 

【カールとイズマ】

イズマとカールは、

NO-I世界のノーヴァとキルジスム

のような関係性

 

カールはフイから完全解放されたものの、闇から助け出された時にフイの光を注ぎ込まれている。

故にカールは一方的にフイに犯されたようなもので、「あの女の残滓が残っているようで気持ちが悪い」と言っている等、好きでもない女に無理矢理貞操を奪われた男のような台詞を漏らしている。

 

その光からカールは一方的に不死と、ゾンビを遠ざける体質を授かってしまったのでは無いかと考えられる。

カールは不死を不必要としてはいないが、フイに生かされているような人生を送るのは真っ平だと考えている。

 

その事からほうぼうを訪ねフイを…と言うよりは不死から解放される方法を求めてさ迷っていた。

一度エメの元を訪ねた可能性もある。

しかしエメの不死研究は既に不死のカールには適用されなかったのかもしれない。

闇だけでなく光の研究も存在も謎となっているだろう故に、エメにカールは救えなかったと考えられる。

カールはそうして最終的にイズマの光の気配を辿りあのゾンビ都市へと流れ着いたのかもしれない。

故に、イズマがカールを見つけたような本編描写だったが…….実際にはカールがイズマを見つけ出したのかもしれない。

 

カールはイズマから光を吸収して貰うことでフイの残滓から解放された。

しかし闇の残滓がまだ残っている。

カールは不死である事には変わらず、今度は全てのゾンビがカールの言う事を聞くようになる。

協力者を作れば、協力者にイズマの光を持たせる事でゾンビに協力者が食われる事も無くうまいこと事が進むという厄介なタッグが完成してしまう。

 

カールは闇の従者であり器だった存在から、イズマと出会うことでただ闇側から力を引き出し利用する存在に変化して行く。

 

 

――――――

 

「ごめん…本当にごめん…僕は誰のことも救えない…っ」

「初めまして、カール・レヒナーです。よろしくお願いします。…あっ、あれ?名刺が…。!すみません、こちらです。」

「シェリーは本当に僕には勿体ない女性なんです。いつも彼女に助けられる…少しでも僕も彼女に返せたらいいのですが」

「早く逃げてください!!」

「あああああ……助けてっ、助けてっ」

 

*サイコパス後

「アイラ!ハンカチは持った!?サンドイッチ(弁当)はさっき入れたよね…?よし。今日は診察の予約が詰まってるから少し迎えの時間が遅れるかもしれないけど、ちゃんと学校で待ってるんだよ?」

「ああ、これ?ちょっと最近頭痛が酷くってね。大丈夫だよちゃんと休むから」

「!!ああ!!また焦がしちゃった…はは、アイラはしっかり者だなぁ」

「……………」

(サイコパスとして本性を出している時のカールは基本ずっと無言。何か喋っても機械的で感情がこもってない。無言で殴るし首を傾けたりしながらじっと死ぬまでを観察して待つのみ)

 

「構わない…僕には関係の無い事だ」

「僕がやりましょう」

「うるさい。黙れ」


他世界線での様子

【World❶】

本編通り(カルラに復讐されサイコパス殺人鬼として死亡する)

【World❷】

World❸の闇カールがやって来て闇カールに取り込まれる。闇カール内でWorld❷のカールは抵抗を続けたが、カルラとフイを追って辿り着いたルシアに紳士からコピーした能力で過去に飛ばされシェリーと接触。シェリーに否定/拒絶される事により闇が覚醒しカールは闇そのものとなる(※それと同時に全世界線のカールが消滅)

【World❸】

World❶同様カルラに復讐をされそうになるが闇がカールに囁きかけ、カールがそれを受け入れたことで闇カールが誕生する。手に入れた力でカルラと紳士を殺害し、紳士を殺害した際に生じた次元の裂け目から逃げ出したアイラを追ってWorld❷へと侵攻する。

【World❹】

これはifWorldなので存在しないのと同義。行動はWorld❷と同様。

ただしWorld❹のカールは闇として取り込まれることも覚醒されることもなく、闇カールを逆に自らに取り込み過去やトラウマ、闇カールに傷つけられてしまったアイラと向き合いながら生きていく。

【World❺】

存在していたのかもしれないが闇の覚醒に伴い消滅

【World❻】

存在しない


過去

  1. 一生懸命勉強をし名門大学にうかる
  2. 研究員として念願だった巨大研究企業で働き始める(ハーロルトの企業)
  3. 新人として熱心に頑張る日々
  4. シェリーとの出会い。恋仲になる
  5. シェリーと婚約

第一章

  1. 研究企業にて怪しい動き。企業が多くの孤児を研究に利用し殺害している事が発覚
  2. フイが脱走し施設全体が閉鎖。逃げ場を失ったカールはシェリーと合流し車内に籠城。シェリーに何があったかを聞かれるが今まで自分が子供達の死に携わってしまっていた罪悪感と絶望からただ泣くことしか出来ずにいる
  3. シェリーに宥められている所を、フイが現れシェリーを殺害。カールも続けて血を頸動脈より吸われ殺害される。
  4. シェリーと共にゾンビ化しフイの配下となる
  5. 去ったフイをシェリーと共に追いかけている最中にハーロルト率いる武装研究員達によって発砲される。
  6. シェリーは蜂の巣にされ死亡。カールは奇跡的に生存してしまう
  7. 施設を脱走しフイの空けた門から一気に雪崩れ込んで来たゾンビと行き交いながら真っ直ぐフイを探し撃たれた体を引きずりながらも進む
  8. 途中逃走途中の人間に車で跳ねられゾンビである事を理由に逃げられる
  9. 完全に動けなくなったため回復のためドブにつかり蠅のたかる死体を貪る。酷い味だが支配を受けた体は言う事を聞かない
  10. 再びフイのいるであろう方向へ進むも紳士に拾われる
  11. フイと合流するも再び置いて行かれる
  12. やっと再び追いついた所でフイがハーロルトの襲撃にあっていたため弾丸から庇う
  13. フイに引きずられながら傷を癒やす
  14. 太陽に怯えるフイを太陽光から庇う
  15. フイに気に入られる
    (――以下詳細未定のため簡略。フイの過去経歴と一部同様――)
  16. ゾッヂとの出会い。エメのところに連れて行くという
  17. エメより多少の修復(傷の処置)を受ける
  18. ニモニエとの再会。フイにお気に入りとして扱われるカールにニモニエは嫌悪
  19. 蘇生されたハイノ、ゼップと再会
  20. ハーロルトとの対決。フイの覚醒により勝利
  21. フイはカルラと再会し、カールは支配より解放される

第二章

  1. 人間に戻れたカールは再び研究員として、償いの意味で人命を救う薬の開発等に携わる
  2. 原因不明の頭痛に苛まれ始める
  3. 支配による後遺症とゾンビの頃の生活による精神的外傷障害と戦いながら生きる
  4. 街中で突如体が勝手に動きフイを庇って交通事故に遭う。(偶然にも遠く離れた街中でフイと再会してしまった)
  5. 他の吸血鬼との対峙に巻き込まれる
  6. 敵吸血鬼に支配されそれに抗うハイノを救出。フイはハイノと恋人関係に発展する。
  7. カールに対して恋愛感情に近い同情心を持つフイ。ハイノは嫉妬。
  8. 自分よりずっと若い女の子に対して深い憎悪を抱くカール。しかし前を向く為にもフイとの和解と過去の払拭を目指す
  9. フイの謝罪を聞き入れる
  10. ハイノ死亡、ニモニエ死亡
  11. フイと逃亡中敵大勢に遭遇してしまい銃口を向けられる。その瞬間再び自分に守るようフイが支配しようとしてくるのではと思ったカールはフイへの憎悪を抑えきれなくなりフイを無意識下に盾にする
  12. 気付けば腕の中で絶命したフイに言い様もない達成感と解放感を得てしまう(復讐が出来たような感覚)*後天的サイコパスになってしまった瞬間
  13. カール一人が生還
  14. 田舎町へ引っ越し密かに暮らす
  15. 支配による後遺症はフイの死後も収まらず、フイを殺した罪悪感からかフイの幻覚を見るようになる
  16. フイに似た黒髪の女性を殺害。フイを殺した時のような高揚感と安堵、達成感を得る
  17. 頭痛薬でも効かない頭の痛みを定期的に殺害によって解消するようになる。狙うのは決まって黒髪の女で年齢は問わない
  18. 黒髪女性の連続殺人事件が巷で噂となる中カールは小さな田舎町の町医者として潜伏。町民達からの信用も得ていた
  19. 黒髪の少女・アイラが急患として運ばれてくる
  20. 事故のトラウマなのか誰にも心を開かないアイラを献身的に介抱し心を開かせる
  21. 事故により両親を失ったアイラの引取先で町民達が話し合う
  22. 町民達にアイラを押しつけられ、アイラも自分に懐いてしまっていたため断れない状況に。仕方なくアイラを引き取ることに
  23. アイラとの共同生活
  24. 周囲とアイラの信用を得るためにアイラと友好的親子関係を築く
  25. アイラを寝かしつけた後睡眠薬を投与し起きないようにした後、密かに殺人へ出かけた。頭痛解消の為の殺害は継続された
  26. 大量の頭痛薬や殺人に使う薬等がアイラに見つかってしまうが、何の薬かなど分からない子供であるため、持病があるのだと言って誤魔化した。
  27. アイラに殺人鬼である事がばれてしまう
  28. アイラを捕まえ地下室へ。黙らせる為薬の投与・多少の暴力も致し方ないとし与え監禁。
  29. 殺害すれば後がつくため事件の事を永劫黙るよう洗脳教育を行おうとする
  30. 怪しんだ警察が家宅捜索を行い監禁されているアイラを発見
  31. カールは取り押さえられる前に自害しようとしたが、アイラの瞳がフイの時同様赤く光るのを目撃する
  32. カールはアイラに危害をくわえようとし、警察はアイラの命を守る為発砲。カールを殺害する
    (※アイラの瞳に宿った赤い光はカルラによるもの。フイを殺したカールへの復讐が達成された。復讐はフイが死んだ時からずっと続いており、カールが苦しみ殺人という罪を重ねる事まで全てが復讐だった)

第三章

  1. リビングルームに気付けば居た闇カール。そしてシェリーが現れる
  2. カールがどこかおかしいと気付くシェリー
  3. 闇カールに対し「出て行って!」と拒絶するシェリーを、カールは殺す。
  4. 周囲が闇に包まれ暗転する
    (※他キャラ何人かの視点やった後でカールの描写を入れる。皆World❼に迷い込んだ視点で書かれているがカールのこれは現在では無く過去。しかも第一章~第二章の過去では無く世界が消滅するに至ったWorld❷にて闇が覚醒した時の描写。何故消滅に至ったかを描くというよりはむしろその部分は濁して、どうしてか闇カールとシェリーが一緒に居るというヒヤヒヤ展開にする。そして夢のように最後途切れさせる)
  5. ※その後は闇としてのみストーリー上で出てくる
  6. フイに救い出される。闇と切り離されるただの何の力も持たないサイコパスのカールに戻る
  7. フイは未練からカールを完全に解放出来ずに居たと告白し今度こそ完全にカールを解放する
  8. まだ疑うカールに、フイが自分の腕を切って見せる。フイが傷付いてもカールの体は動き出さなかった
  9. 全てを失った自分にこれからどう生きろというのか、と尋ねるカールに、フイはそこまでは手伝えない。私は悪い子だから、とフイは最後まで悪役となることでカールと決別することを選んだ
  10. ナソラと共にWorld❶へ帰ってしまったフイをもう追って殺す術の無いカールは一人霧の奥へと消えていった

 

※※

この世界線のカールは死亡したが、

他世界線でもカールは死亡しフイの心に永遠の傷を付けるか、この世界線のようにサイコパス化するかのどちらかで、どの世界線でもカルラを悩ませた。

そうしてやがて、カルラを吸血鬼にした際に現れた黒い靄(悪魔?)がカールにも現れ、カールは次元を自由に行き来しフイとカルラ、それらに関わる全てを残酷な死へと追いやる超存在へと変貌を遂げる。

 

その課程で過去へ渡り生前のシェリーとの再会を果たすが、その時にはもうシェリーへの愛は枯れ果てカールはシェリーをも殺害してしまった。

サイコパスとなったカールをシェリーはカールでは無いと否定した事から、カールは唯一の寄る辺からも拒絶され人では無い存在となってしまった。

 

その後は

・エメ殺害

・ゾンビによる問題が残る世界での負の超存在として時折現れ生き残ったアイラを苦しめる

・紳士の殺害後カルラの殺害

・紳士とカルラの力を手に入れたカール(闇)は世界を歪ませ、第三章への扉を開く…


▼婚約者

シェリー

▼元仲間

フイ、ニモニエ、紳士(ホルガー)、ハイノ

▼敵対

ハーロルト

▼家族

アイラ

イメソン

  • INSIDE/DUSTCELL

馬鹿に見つかった僕が悪いと

自分を今でも戒めている

フイにあの日見つかってしまった自分が悪いと後悔している。

自分が泣いていたせいで音でフイにバレてしまいシェリー共々ゾンビにされてしまった。

今となってはもうシェリーへの罪悪感では無く、あんな馬鹿に見つかってしまった自分への怒りしか無い。

だから二度と同じ過ちを繰り返さないよう自分を戒め続けている。

あまりに重たすぎて

もう抱えきれないよ

過去の苦しみや闇を抱えすぎてどんどん壊れて行ってしまうカール

サイコパスになっていく

誰かを身代わりにしても

埋まらない

フイに似た黒髪の女を殺して埋めるカール。子供だろうと関係ない

理想の自分が

僕の終わりまで首を絞め続ける

過去の研究員としてのカール、シェリーと結婚した幸せなカールという自分がカールの首を絞める。

暗闇の中中央に立つ俯き気味のカール。そのバックに絵具の入ったバケツを壁にぶつけるように血がつく。

殺した死体を穴に埋める中、カールの首に沢山の黒い亡霊のような手が伸びて締め付ける情景

新年挨拶log

2021〆

「…………」

「いやもうめっちゃ好きになったよカール、頑張ろうねこれからも」

「………そうだね。できる限りの事はしようと思うよ」

「うん。救いは用意してるからね」

「は…はは………、………」

2024

「カール…今後何が起ころうとも私は最後までカールを見届けたいし、カールを幸せに出来るよう努力したい」

「僕はもう現状で十分だ…。今後僕を何にも巻き込まないでいてくれると、それが一番助かる」

「ごめんなさい…本当に…でもずっとずっと祈ってる。カールの幸せを」