ニモニエ


▶name:ヴァジル・ニモニエ

▶type:女

▶一人称:私

▶二人称:貴方、お前


悲しきクローンの女の子

右目はカラスに刳り抜かれた為失明している

 

 

【悪魔崇拝について】

悪魔崇拝を始めたきっかけは、神を信じ神に愛されたエメに反抗するように始めた事だった。

エメの組織壊滅とクローン殺害の目的の為街に潜伏していたものの都合良く利用出来る居場所として悪魔崇拝団体を使っていた。

逃亡者であり命を狙われる存在であるニモニエは誰とも関わる事が出来なかったため、悪魔崇拝団体に居場所を求め孤独を埋めようとしたというのもある。

仲間の団結力は高く、ニモニエの複雑な事情も仲間は知って理解していた。

ニモニエのクローンを悪しき神の間違いだとして、殺害に協力的だった。

しかし賢いニモニエはきちんと、彼らは本心からの仲間では無く、仲間というこの状況に寄っているだけの盲信者達だと理解し一線を引いていた。

次第にクローン(自分自身)の殺害に心が参ったニモニエだったが、殺害を怠れば信仰心を問われると、エドガーらを警戒し自身の心を押し潰していた時期もある。

ニモニエが後にフイ(吸血鬼)を見て妄信的に入れ込んだのもこの悪魔崇拝がきっかけであったと考えられる。

(いずれ世界を自分と同じ絶望に陥れ、自分を殺してくれる存在として)

 

 

⚠️フイに対して

  • 大好きな主様
  • 吸血鬼(特別な存在)にしてほしい
  • 生きる希望(絶望し死のうと思っていた時に助けようとしてもらえた為。)

⚠️紳士(ホルガー)に対して

  • 素敵な吸血鬼の紳士様
  • フイに出会う前に出会ってたら忠誠を誓っていたのに、残念です
  • 今はフイ一筋の為なびかない

⚠️カルラに対して

  • なんて素敵なお姉様
  • 主様のお姉様は私のお姉様でもあります
  • フイがカルラといると幸せそうなので嬉しい

⚠︎エメに対して

  • 自分よりも圧倒的に上で、幸せな記憶ばかりを保有したエメが羨ましくて悔しい
  • 認めて欲しいのに認めてもらえない辛さ
  • 自分の方が特別だと認めさせたい気持ち
  • どうして廃棄されなきゃいけないんだという気持ち
  • 自分の人生を始まる前から台無しにしていた存在

⚠エドガーに対して

  • どう考えてもサイコパスであるのに嘘では無く真実ばかりを伝えてくるエドガーに対して困惑している
  • 認めたくないけれど歪な所は一緒だ
  • 初めは本当に完全なる悪魔信徒だと思っていた

――――――

 

 「大好きです主様!是非配下にして下さい!♥」

「私は死にたいんです。邪魔をしないでください」


他世界線での様子

【World⓪】

不明

【World❶】

フイを庇って死亡

【World❷】

World❼へ逃亡したフイとカルラに着いていこうとするも見捨てられ、World❷に取り残される。
その後世界が消滅しWorld❼へ

【World❸】

闇に取り込まれる

【World❹】

World❼へ逃亡したフイとカルラに着いていこうとするも見捨てられ、World❷に取り残される。

その後別の人生を歩み始める

【World❺】

World❺のエドガーと結ばれ幸せな家庭を築き暮らしている

【World❻】

存在しない(けれどニモニエの名前の由来となった人物が存在している)


過去

第一章

  1. エメとしての器の役目が終わり、記憶を消され16歳で孤児院へ送られる
  2. クローンとして目立たぬよう生き脳より廃棄の信号が送られれば自害するようプログラムされているだけの存在だったが、ニモニエの場合は欠陥が生じ体験に無い様々な記憶が流れ込んできた(エメ自身の記憶)
  3. 孤児だったニモニエにはそれがエメの記憶だとも知らず、ただ流れ込んでいる幸せで温かな記憶に縋った。
  4. 里親に引き取られた後、義母にその記憶についてや自分の出生を尋ねた。義母は組織の人間だったため本部、そしてエメの元へすぐ情報が行き、ニモニエは廃棄処分となった
  5. DNAに埋め込まれたプログラムより自殺するよう指示が届き、ニモニエは訳が分からないまま自身の首をかき切った
  6. 首を切る寸前自我を取り戻し致命傷を免れたニモニエは生還し病院にて目覚める
  7. 自殺の命令が行き届かないとし、組織は入院生活中のニモニエを故意に殺そうとする。階段から突き落としたり薬を混ぜようとしたり等
  8. ニモニエはそれら全てを回避。エメの脳との回路が僅かに繋がったままである証拠だった(それが欠陥)
  9. ニモニエは異変に気付き病院を脱走。命を狙われながらも必死に生き延びた
  10. エメの記憶からか、コンピューターに強くありとあらゆる面でその技術を役立てる事が出来た
  11. ニモニエはクローンの存在を知り、自身もクローンであることを知り絶望する
  12. ニモニエは自分が他のクローンとは違う、特別な存在なのだと思い込むことにした。オリジナルよりも特別で優れた存在なのだと
  13. ニモニエはクローンの殺害を始めた。そうしてやがて本体に辿り着き、本体を殺せば自分がオリジナルになれると思った
  14. エメとモニター越しに接触
  15. 私は特別だと言い張るニモニエに、「それは違う」と一喝。「昔、通っていた大学院教授が私の才能を妬んで冷たい態度を取ってきた。今までの人生で初めてあんな冷たい対応を受けたよ。自分は恵まれていたんだって事に気付くと同時に、辛くて…悲しくて、私は自分を特別だと肯定して思い込むことで必死に悲しみを押し殺し自我を保とうとしたよ。それと同じ。君は私のコピーだから。でも―――――君は欠陥品だ。特別なんかじゃない」エメにそう言われ、ニモニエは悔しくて悲しくて腹が立って辛くて苦しくて感情がぐちゃぐちゃになった
  16. 「貴方が欠陥品で、私が特別だという可能性もありますよ?」とニモニエは言うとエメは「ならそれを証明しなさい」と言って通信を切った
  17. 各地で潜伏しながらクローンを殺し、組織壊滅を目論んだ
  18. ある日ゾンビの蔓延により世界が滅びた(実際には一部の地区と都市のみ)
  19. 神を信じるエメに反抗するように悪魔崇拝に手を出していたがそのせいでこの事態を悪魔のせいだと思った人々により磔にされてしまう
  20. 事故や火災などにより仲間は死に、荒廃した街でニモニエはカラスに右目を抉られ足下には這い上がろうとするゾンビ達
  21. 何もなし得ず死を待つのみの自分に絶望したニモニエをフイが救う
  22. 特別であるフイに着いて行くことを決める
    (着いて行ったのは特別になりたかったのと、フイへの恩と、死を望んでいたから。何にせよこのゾンビに囲まれた一帯の中生きるならフイに着いて行くのが懸命だった。後にそれがエメの手に入れたいものを自分が先に手に入れるという目的にもなっていった)
  23. ハーロルトの差し向けたハンターからフイを守ろうとして首を鎌で切られ重傷を負う
  24. エメのクローンである事に気付いたハーロルトが、エメの研究協力を再び求めるためご機嫌取りとしてニモニエを連れ帰り生かす
  25. 手当てを受けた後は牢に閉じ込められたが脱走
  26. フイ達と合流しハイノ、ゼップを仲間にする
  27. エメとの接触
  28. エメを殺そうとするも失敗。エメはニモニエに殺される前に笑って自害する
  29. フイ達と共にハーロルト戦で勝利
  30. エメが生きている事を知るももうどうでもよくなった
  31. フイとカルラに着いて行くことに

第二章

  1. 3人で幸せな日々
  2. エメが介入してくる。危害は加えない為見守らせて貰いたいといった形で
  3. 自分を無視するエメに怒り持つが、エメは突如ニモニエと話したいとティータイムの席に招く
  4. エメと異様なティータイム
  5. 今の幸せに満足しもうエメや自分の事について悩まされるのは懲り懲りだと語るニモニエにエメは満足する
  6. エメはニモニエが特別であることを認め、定期的にティータイムをしようと誘う。断るニモニエだったが初めて本当の家族が出来たようなくすぐったい複雑な感情に駆られる
  7. 吸血鬼達との対峙でエメの協力を得ながらもフイとカルラを守る
  8. フイやカルラたちの仲間に本当の意味ではなれないことを悲しく思う時期もあったがこうして皆の一員として戦えることに喜びを感じた
  9. 最期はフイを庇って死ぬ

第三章

  1. 死ぬ前、ニモニエは死んだエドガーの夢を見る
  2. 悪魔崇拝に入ったニモニエ。構成員はニモニエ含め男女3人ずつ。その中にサイコパスのエドガーという男がいた。
  3. 教会を陣取り神の前で悪魔崇拝として人を殺していた彼ら。ニモニエは少しだけクローンの事等について話していたが仲間は皆神の仕業・速くこの世界は終わるべきだと言った返答。エドガーだけが手を貸そうかと言って来た
  4. エドガーを家へ誘う。部屋中のプログラムを見せると驚きつつも処女か尋ねてくる
  5. 自分の処女の血は悪魔に捧げるがクローンを殺すまでは死ねないと返す
  6. エドガーは手助けというよりは見守るばかり。クローンを殺すうちに心が壊れそうになるニモニエにエドガーはクローン殺害の実行を後押しし続ける
  7. ゾンビが蔓延しごたごたの中エドガーは死ぬ。ニモニエは磔に
  8. (過去回想終了)
  9. 気が付くと見知らぬ世界
  10. 歩いているとエドガーと子供を連れ幸せそうにしているニモニエ自身がいるのを目撃。クローンと思ったがどうにも様子がおかしいその光景にただただ立ち尽くしていると別のエドガーが現れる
  11. エドガーに口説かれるがサイコパスだから無理だと拒否
  12. 未定
  13. フイとカルラを探すニモニエ。しかしエドガーは自分を捨てた主人に会ってどうするのかと探す事を否定。
  14. この世界の事を知る為にまずはエメを探す事に…
  15. ニモニエの知るエメと、この世界の置いたエメと接触
  16. 三人でお茶しながら話す
  17. 未定
  18. フイとカルラを見つける
  19. フイとカルラと接触する
  20. 存在すらもどうでもいいと忘れ去られており、本当に捨てられたのだと悲しい気持ちに包まれるニモニエ
  21. 泣くニモニエをエドガーが慰める
  22. 未定
  23. フイに手を貸して欲しいと言われ断るニモニエ
  24. ニモニエが全てを吐き出してフイに怒鳴ると、フイは「私もお姉ちゃんも性格が悪いの。それが当たり前で咎められる事なんて無く生きてきたから…。だから当たり前に酷い事も言っちゃうの。…だから、…傷付けたなら、ごめんね」と悪ぶれもなく、しかしちゃんと謝ったフイに驚くニモニエ(女の子同士の喧嘩からの仲直りみたいな雰囲気になる)
  25. 未定
  26. 戦いに行こうとするニモニエをエドガーが止める
  27. それでも行くことを決めたニモニエに、エドガーは待っているから必ず戻ってくるようニモニエに約束させる
  28. ニモニエはフイ達と共に戦いに行く
  29. 未定
  30. (全てが解決後…)
  31. ニモニエはエドガーの元へ戻る
  32. 共に歪ながらも幸せな生活を始める

 

※※

別の世界線ではフイとカルラは世界を捨てて別次元へホルガーと共に逃げるが、ニモニエは置き去りにされる。

(しかしエメとの和解後ではあるので、崩壊する世界で死を悟ったエメが最期ニモニエに手を差し伸べてくれるのではないかと思ったりしている…もしそうでなくてもニモニエは自ら死を選ぶことはせず最期まで生き続けるだろうと思う)


▼オリジナル

エメ

▼好き

フイ、カルラ、紳士

▼嫌悪

カール

▼敵対

ハーロルト、エメ

▼殺害

クローン

 ▼不吉

エドガー


  • クローンや実験体の事を『モルモット』と呼ぶ(エメと同じ。しかしそれを知らない)

新年挨拶log

2021〆

「ニモニエには今年沢山泣かされた!!大好き!!」

「私はあんまり暗い過去とかそいいうの晒されるの嫌なんですけど?♪」

「ごめんね。でもニモニエには絶対幸せになってほしい」

「よろしくお願いします♪」

2024

「私はニモニエが世界一可愛い女の子だなぁって思うよ」

「何いきなり。きもいですね」

「幸せになってくれてありがとうだよ。これからももっといっぱい幸せになってください!」

「それはどうも」