▶name:闇形師Eight(やみぎょうしえいと)
▶種族:不明
▶type:男
▶一人称:私
▶二人称:君
謎多き危険な人形師。
深淵王とは比べ物にならない絶対的地位を持ちながら、正体の一切が分からない不気味な存在とmethodは語っていた。
【姿形】
Eightの出現時は、突如空が黒い渦を巻き初めやがて空から二つの巨大な腕が出現する。
その巨大な腕はEightの腕であるとされており、気に入らない出来のDOLLを叩き潰す等非常に恐ろしい。
【DOLLについて】
EightはDOLLと呼ばれる、魔物でも無い美しい姿の人形を作り出す。
DOLLは皆魂を宿しており喜怒哀楽がはっきりしているものもあれば本物の人形のように心が無い者もいる。
皆Eightの操り人形であり、お気に入りでなくなった者は処分される。
DOLLは生きた魔物からも作り出す事が出来、sleepもEightによってDOLLに改造された。
DOLL達は皆Eightを「Eight様」と呼ぶ
【性格】
人形を作ることしか頭に無く、作った人形にも愛情を注いでいる様子の無い事から、
非常にサイコパスで危険な存在であることが分かる。
また、欲しいと思ったものは確実に手に入れる。
虚を狙ってきたのも、機を狙っていた等では無く欲しくなったから狙った。
そして欲しくなってすぐに実行に移した。
非常に強欲で我が儘で自己中心的であると同時に、他者の心が命に興味が無く、手にしたいと思ったものを容易く手に出来てしまう程の力を持っている。
【考察】
小説にて、
――――――
「さぁさぁ、餌の時間ですよ」
LASTは餌をばらまいていた。それは魔物の死骸。
それに群がるのは、名も無い亡霊たちだった…
――――――
という描写があることから、これは深淵王をvain達が打ち倒した後なので、深淵王という王を失い名を失った亡霊達をEightの元にいるDOLL達が奴隷のように飼い慣らしているという事が分かる。
Eightはそれだけ絶対的地位を持っているという事になり…髑髏男爵や狂閣下と同じく、何らかの爵位か地位を持った存在であると考えられる。
【sleepとの関係】
魔女lysisが飼っていた獣であるsleep。
魔女lysisが死んだ後か生きていた頃かは分からないが、sleepはEightに掴まりDOLLに改造された。
それによりsleepは毛むくじゃらの獣の姿から美しい青年の姿になった。
Eightは一時期創作意欲を駆り立てられsleepを作り上げたがその仕上がりを気に入る事は無く、捨てた。
sleepは処分されたがかつがつ生きており、虚の元についた。
(虚がsleepを救った印象なので、恐らくsleepが黒黙と共にlysisを殺した後にEightにDOLLにされたものだと考えられる。
絶対的力を持っていたlysisを人形にしようとしたが手に入らず、代わりにsleepをDOLLにしたのかもしれない。
lysisの飼い犬、というその危険さと哀れさと獣性が一時的にEightの創作意欲を刺激したのかもしれない。
欲しいものは手に入れる性分のEightがその後lysisの死体又は力を手に入れようと動かなかったのはsleepで一時的に満足したからという可能性がある。…しかし思い出したようにある日急に虚と屋敷を襲ってきた。だがsleepには一切見向きもしていない)
LAST「Eight様。元DOLLがいますが、回収はどうなさいますか?」
Eight「―いらないよ―」
LAST「畏まりました」
虚「sleepを知ってるの?」
LAST「sleep?ああ、あの獣の名前ですか。不良品ですよ。不要となったから、捨てられたのです」
虚「sleepは不良品なんかじゃないよ」
DOLL達は皆、元はただの獣であるsleepをDOLL(仲間)として認めておらず、
DOLL全員にsleepはいじめられていた。
それにより見窄らしい姿にされたりした事などからもEightに不要品とされた原因であると考えられる。
【台詞】
「―できた―」
「―着替えなさい―」
「―誰だい?―」
「―君はいらない―」
「―君はいるよ。もう私のものだ―」
「―……―」
▼手に入れたい
虚
▼生み出したDOLL
LAST、VILL
▼捨てた(又は廃棄した)DOLL
sleep